このようなことではセミナーで発表したことにはなりません.先生と相談しながら,
ここは認めよう,ここは自分で考えておけ,ここはこの本で調べなさい,
等の指示を受けながら一週間かけて準備をするものです.
一回のセミナーの準備のために一週間くらいは必要なのです.
これは,数理科学研究室に限らず,どこに行っても同じ(はず)です.
時間割を見てください.平日は講義時間以外は「卒業研究」の時間になっているはずです.
直に質問できるよう教官室の近く(?)に卒研生の研究室も用意してあるでしょう.
皆さんの得意とする前日,前々日準備では間に合わないことを自覚して下さい.
従って,大学に来るのはセミナーの当日だけで,途中の質問相談もなし,という人は,
卒業研究を放棄しているに等しいか,とても優秀であるのかの何れかでしょう.
関連して、いまさら遅いかも知れませんが、数学以外の推薦図書:
勉強法が変わる本 心理学からのアドバイス/ 市川伸一著 岩波ジュニア新書
クリティカル進化(シンカー)論/道田 泰司、宮本博章共著 北大路書房
大学入学時の必読本、と私は思います。
文責 伊藤史朗 |